なぜ,動物によってうむたまごや子の数がちがうのだろうか。

 世の中には,いろいろな動物がいます。そしてその動物たちは,たまごをうんだり,子どもをうんだりします。
 でも,同じたまごでも,魚と鳥では,数が全然ちがいますよね。なぜ,うむたまごや子の数が,動物によってちがうのでしょうか?

動物の例

1回にうむたまごや子の数

生活の場

ヒ ト           
アマガエル      500〜1500 陸・淡水
コ イ     3万6千〜700万 淡水
マンボウ          3億

 

 

 

 

動物のたまごや子の数 (表の数は,1回にうむたまごや子の数です)

動物の例

たまごや子の数

生活の場

ヒ ト           
ウ シ           
イ ヌ        1〜12
フクロウ         2〜3 木の上
イモリ         300 陸・淡水
アマガエル      500〜1500 陸・淡水
コ イ     3万6千〜700万 淡水
マンボウ          3億

 動物が一度にうむたまごや子の数は,その動物が生活している場所や,親がたまごや子の世話をするかどうか,そしてまわりに敵がどれぐらいいるかなどが関係しています。
 魚類や両生類は,たまごをうみっぱなしにします。だから多くのたまごをうみます。
 ホ乳類や鳥類は,子を守り,世話をします。だから1回にうむたまごや子の数が少ないのです。
 また,水中は陸上にくらべ,敵がとても多いのです。